新年最初のブログです。
私の仕事始めは鶴田八幡宮からの中継でした。
とにかく寒かった…
さて遡って去年の年末、
久しぶりに海外旅行に行きました。行先は韓国の釜山(プサン)。
その話の前に、
なぜ釜山に行くことになったのか、から書きますね。
去年の11月、飲食店のカウンターで
隣の席に韓国人の男性が座っていたので
思い切って話しかけてみました。韓国語で。
ここ3年ぐらい、特に目標もなく
韓国語学習アプリで毎日少しずつ勉強していたのですが
話す機会もないので
自分がどのぐらい話せるのかよくわかっていませんでした。
でも、話しかけてみると思いのほか会話が続き、
気がつけば1時間以上話し続けていました。
年齢は一つ下で同世代なのもわかりました。
「韓国人と韓国語で話すのは初めて」と言うととても驚かれ、
「韓国語が本当に上手です」と褒められました。
どこに住んでいるかと聞いたら
浦項(ポハン)というところだと教えてくれて、
釜山から近いから
釜山に来ることがあったら連絡して、というので
LINEを交換しました。
LINEには翻訳機能があることを教えてくれたので
わからないところは翻訳しながら、楽しく会話をしました。
年末、休みが取れそうだったので
ふと釜山に行ってみようかと思い連絡すると、
車で案内してあげるからぜひ来てとのこと。
というわけで、3年ぶりに海外旅行に行きました。
釜山に着いてホテルに1泊したあと
慶州(キョンジュ)というところまで電車で移動するよう言われ、
駅に着くと彼が本当に待っていました。
私のために会社を休んでくれたそうで
申し訳なく思いながら車に乗り込むと
慶州の世界遺産地区をあちこち案内してくれました。
新羅王朝の王や大貴族の大規模な古墳群
慶州歴史地域・古墳公園(大陵苑)
韓国最大の仏教建築
仏国寺
お昼に食べたニラチヂミ
牛カルビの蒸し煮
カルビチム
この他にも
洞窟の中に大きな石仏がある石窟庵(撮影禁止でした)など
いろいろ連れていってくれたのですが、
驚いたことに
私に「スマホだけ持ってカバンは車に置いていって」と言い
入場料から食事代まで全部支払ってくれたのです。
ありがたいやら申し訳ないやら。
「一人で飲んでいる時に韓国語で話しかけてくれてとても嬉しかったから」
とのこと。
ごちそうしたわけでもないのに…
最後に「우리 일본에서 꼭 다시 만날 거야.(私たち日本で必ずまた会おうね)」
と言って別れました。
友達のことを韓国語で「친구(チング)」と言いますが
この歳になって韓国人の友達ができるとは。
人生わからないものです。
ずっと目的も目標もなく韓国語を勉強してきましたが、
もっと会話ができるように勉強をしようと思います。
これが今年の抱負かな。
「出たとこ中継」は12日からです。
今年もよろしくお願いします。