皆さん、こんにちは。
久々の更新となりました高山です。
先日、ATVでは実況生中継で全国高校ラグビー大会青森県予選決勝戦の模様をお伝えしました。
僭越ながら今年も実況の立場で、青春をラグビーに捧げた高校生たちの戦いに携わらせていただきました。
試合は2年ぶりの決勝で顔を合わせた青森山田VS青森北の一戦。
4連覇中の王者・青森山田と
その青森山田が台頭するまで常に青森県の高校ラグビー界を背負って立ってきた名門・青森北との対決でした。
青森北は去年、32年ぶりの準決勝敗退の悔しさがあっての今年。
決勝前日、練習を見ていても
「打倒・青森山田」「自分たちの代でチームの歴史に新たな1ページを刻む」
そんな並々ならぬ思いが伝わってくるほどです。
迎えた決勝では試合開始まもなく、青森山田がスペースを突くキックをきっかけにフルバック大西選手の先制トライ。
その後もトンガ人留学生・アントニオ選手のトライでリードを広げ、青森山田が主導権を握ります。
点差が広がる中、青森北も決してあきらめることなくトライ。
今大会でラグビーを引退すると言っていた3年生・田村選手の
まさに集大成を見せた、粘りのトライでした。
しかし攻守にわたって強さが光った青森山田が5年連続5回目の花園切符を獲得。
青森山田は、いつ練習の見学に行っても楽しそうにラグビーをする姿、時折見せる無邪気な笑顔が印象的なチームです。
今年こそはシード校撃破なるか、期待しています!
試合後、表彰式で授与されたメダルを「トンガの文化だよ」と言いながら橋本監督の首にかけてあげようとする留学生、モエンガン・ゴンゴ選手。
プレー中に見せる激しさからは想像もできないギャップに、偶然撮影していたカメラマンが心を射抜かれていました。
最後にベンチリポーターを務めた市川アナ(青森山田サイド・左)・河村アナ(青森北サイド)、そして勉強のため来ていた俵谷アナ(右)との1枚です。