学校創立２３年、全校児童３３５名の板柳南小学校では、学校周辺がりんご園という環境から、毎年地元りんご農家の協力を得て、児童らが春の受粉作業から秋の収穫までを行っている他、バケツを水田代わりにしての米づくりなど地域色のある体験学習を取り入れています。りんごの品種はふじで、今年は１０月後半から１１月前半にかけて収穫を行う事になっています。

学校創立６０年を迎えた弘前市立第四中学校では、集団での行動を学ぶと共に将来の職業選択に役立てようと、２年生が毎年青森市内で社会体験学習を行っています。
今年は、官公庁・民間企業あわせて２６事業所が受け入れ先となり、生徒２０８名は、各グループごとに希望した職場を訪ね、見学や説明を受けたり体験などを行いました。

光田寺(こうでんじ)小学校５年生のみなさんは、青少年ブロードキャスター体験活動の一環として、スタジオ見学に訪れました。青少年ブロードキャスター体験活動は、小学校の社会科の学習の一環として、県内の小学５年生を対象に、自分達が取材して番組を作ることで情報の伝わり方を学んでもらおうと青森県総合社会教育センターが行っているものです。
２年目の今年度は、青森市や十和田市などから合わせて９校が参加し、青森市荒川の県総合社会教育センター内にあるスタジオで、児童らが事前に取材した学校行事などのＶＴＲを使い、キャスター・ディレクター・カメラマンなど役割を分担して、７〜８分ほどのニュース番組形式で番組制作を行います。

全校生徒１１３名の大戸瀬(おおどせ)中学校は、日本海の近くにあることから、毎年各学年ごとに魚料理教室を開いています。料理教室では、地元の漁協婦人部が講師役となり、その日の朝に沖合でとれた魚を使ってさばき方から調理までを教わり、フライや刺身、つみいれ汁など４品に挑戦します。また、卒業生には、大相撲幕内の安美錦をはじめ、十両の安荘富士・海鵬・将司ら４人の関取がいます。

五所川原第四中学校では、学校創立以来２３年間校内漢字テストを実施しています。
漢字テストは、１００点満点で全学年同じ問題を５０問出題する形式で年間１０回行われます。生徒の中には、(財)日本漢字能力検定協会実施の日本漢字能力検定で、高校３年生受検レベルの２級に合格するなど、校内漢字テストの成果が証明されています。